店長ブログ
掛け算で目指す1/1000000
営業を頑張り仕事が忙しくなったら
営業マンから採用担当にチェンジし
採用活動を頑張り新たな仲間が入ってきたら
白衣、長靴、ロッカーの準備、希望お仕事日時の調整
の裏方になりつつ、新規商品提案のための情報集めを
お客様にしつつ試作のレシピを作って現場に渡す商品
開発担当をしつつ、試作品の完成、出荷出来たらアポ
イントを取って営業する営業マンに戻ってくるという
サイクルを回している桑原です。
こないだ新商品のいもジェンヌ焼きいもコロッケの
記事をブログに掲載したような、されていないような
だったので重複かもしれないですが再度このコロッケに
ついてブログ書いてます。
(ちなみに今筋トレ終えてきました。服を着替えず、
道具使わず、場所も畳1畳あればできるこの手軽さは
まさにマイクロチョコザップ)
![](https://www.makiba.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/R6.05.01 紅はるか使用コロコロ焼きいもコロッケ300g20個入り 商品紹介-1024x724.jpg)
商品開発で自分が常に大事にしていること、
それは「他社が作れないもの、もしくは作れる会社がめっちゃ
少ないものを作る」です。
まきばでは、基本手作業での商品開発がメインです。
手作業の良さは、小回りが利き少量生産に対応できる
こと。
デメリットは、人件費が高騰している中人の手で作る
わけなのでコストが高くなり結果価格も高くなること。
皆さんもそうだと思いますが、スーパーで商品を購入
するときに同じようなものなら安い方を買いますよね。
先日近所のスーパーでスポーツドリンク購入しようと
言ったら大手メーカーのものがおよそ100円、スーパー
のPBがおよそ70円。
ついPBの方を多目に買ってしまいました。
しかし例えば家族旅行でお出かけして食事するとき
大手チェーン店に入るか、その地で有名なお店に入るか
となったら価格は倍くらいしても地元の有名店でご飯
を食べるんじゃないでしょうか。
その土地でしか食べれないものを食べる機会は限られて
いるからです。
この心理を手作り商品を作っているまきばは常に考える
必要があります。
上に載せたいもジェンヌコロッケはまさにこの要素を
含んでます。
①いもジェンヌは、新潟のブランドさつまいもであり
入手が難しい
②さらにその希少性の高いいもジェンヌを焼いもにして
糖度をさらにアップさせている(焼いもに加工できる
メーカーは限られている)
③焼いもにしたいもジェンヌは、粘りがめっちゃ強くて
機械にくっつくので成型ができない
それを知人経由で紹介頂くことができた新潟県食品加工
技術研究会の支援によって成型することができた
①②③の要素どれか一つを持っている会社はたくさんある
はずです。
仮に1つの要素の希少性が1/100とすれば100社に1社はできます。
でもこれが3つ合わさると1/100×1/100×1/100=1/1000000
10万社に1社のレア度になっちゃいました(甘栗むいちゃいました)。
テレビで活躍しているタレントもこの掛け算で勝負している人が
多い印象
(かっこよくて×高学歴で×歌がうまい)
一種目で金メダリストは世界で1人
複数種類の掛け算でレアになれる人は多数
ちょっとレアのかけ合わせでめっちゃレアになれるパターンを
思考錯誤した商品を引き続き考えてゆきます。