シンデレラ商品

人手不足が深刻な昨今、
新聞とTVのニュースで日本の平均出生率が1.2人になり
東京都では0.99人と1人を割り込み
今後劇的に人口減少が起こってゆく中
どうやって人手を確保すべきか、
メッチャ真剣に悩みながら
今現在おかげさまでたくさんのゆかいな仲間たちが集まって
くれ、逆に人が多くなり「仕事を確保せんといかん(；ﾟДﾟ)」
と人が多いことでプレッシャーを感じている桑原です。

日本には300万を超える会社があります。
テレビCMでよく見る有名な会社は、商品、人材、販売
できらびやかでとてつもない強みを持っていて、強い
憧れを抱いてしまいます。

「それに比べて中小零細企業は何も特徴なんてないよ」
って思ってしまいがちなんですがそんなことは全然ない
わけです。
なぜならば、現在存続していること自体が強みを持っている
証拠なんですね。
この厳しい世の中、何の強みもなければあっという間に淘汰
されてしまいます。
存続しているということは存続できるだけの強みによって
収益を上げて運営できていることの証拠。
ただ、隣の芝は青く見え、灯台下暗しの結果自分たちの強みに
気付けないケースが多々あります。

その強みのある商品を「シンデレラ商品」って言うみたいです。
質素な服装をしていてその中身のすごさに気づかれないけど、
いざドレスアップしたらとんでもないスペックという意味。
「なんかこの商品何もPRしてないんだけどそこそこ売れてるん
だよな。なんでだろう？」
そういう商品に、シンデレラの可能性があります。

まきばにも思い当たる商品があります。
過去に何度も紹介している「きんぴらの豚肉巻」です。

1分間で平均2本、早い人でも3本くらいしか巻けません。
1本16ｇとサイズもめっちゃ小さい。
まるでミニチュアを作ってるんじゃない？ってくらい緻密な
作業。
（めっちゃ時間かかるし、金額もめっちゃ高い。そんでもって
サイズも小さい。人手不足＆インフレ時代にこの商品を作り
続けるのは難しいな。）

ということでPRはせず、逆にお断りをしていました。
なのになぜか企画をしたいというお声をたくさん頂くんですね。
偶然か必然か、先日2社様より同時に使用したいと連絡を頂き
ました。
本当に手間がかかるんでお断りしてましたが、今おかげさまで
仲間が増え充実しているので今回はお受けさせて頂きました。

いつ作れなくなるか分からないですけど、作れる会社さんが
いないうちは頑張ってみようかと(今は)思ってます。

他にもシンデレラがいないか探りを入れてみます。