おいなりさん

軽快なリズムと共に流れてくる肉ダネ
その肉ダネをテンポよく油揚げに詰めてゆく手際の良さ
まきばで長年作り続けている商品の一つ「肉詰めいなり煮」の
油揚げへの肉詰めの作業光景です。

この作業を見るたびにその手際の良さに関心させられ
ます。
きっと私がやったら、テンポよく油揚げに肉ダネを
詰めることができず、結果焦って詰めようとして油揚げ
を破いてしまってとてんやわんやになる光景が目に
浮かびます。

肉ダネの中には、季節を感じさせる様々な食材を使用
しています。

・春　国産竹の子
・夏　新潟県の特産品「茶豆」
・秋　魚沼の肉厚椎茸「天恵菇（てんけいこ）」
・冬　新潟県産レンコン

天恵菇いなり煮

見た目はめっちゃ地味なんですが、食べて頂くとその
ジューシーさに９割がたのお客様が高評価です。
今の時代、手間ひまかけて美味しいものを食べようと
いう時代ではないです。
手間ひまは、まきばがかけて美味しいものを作る。
お客様は、簡単調理で手作りの味を楽しんで頂く。
まさに分業制です。

ちなみにですがこの商品は、湯煎するだけの簡単調理。
中心部までしっかりと加熱後、冷たい流水で短時間で
冷却。
このお仕事も手作業で行っています。

流水からいなり煮を引き上げる様子

【天恵菇生産者の牛木さんと私】

皆さんどんどん手抜きして手作りの味わいをお楽しみ
ください！（怒られそう)